環境保全対策
東京石灰工業の各鉱山・工場には、多くの見学者が来ます。見学者の方々には、近代的な生産設備や安全性の行き届いた各現場を御覧になって頂いております。また、環境へのきめ細かな施設も確認して頂いております。
時には、地元の皆さん、とりわけ小さな見学者による学習を兼ねた、緑豊かな構内での写生会も催し、話題になっています。そうした沢山の見学者によって、確認され、賞賛されて来た環境対策は、次の3アップ方式から成っています。
豊な緑を -緑化の徹底-
各鉱山・工場の樹木がそれぞれかなりの樹齢を見せていることでわかりますが、各工場開設後、早い時期から緑化に取組んで来ました。
例えば、石岡工場の桜は約1,500本、また工場全従業員の1/3が緑化整備要員であることなどで、意気込みと規模を示しています。
ほこりを防ぐ -防じん対策-
破砕選別プラントをはじめ、各施設、道路からの粉塵の拡散を防止するため、レインガンと場内散水車を用意しています。また散水用水源として、貯水池を設けています。また、クローラードリルに装備したデタージェント装置により、穿孔作業中に発生する粉塵の飛散防止に努めております。
ダンプトラックを改造した散水車で、場内散水しほこりの飛散を防ぎます
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散水車(佐野工場)
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散水車による場内散水
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レイガンによる散水
ほかにもこんな散水設備があります
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スプリンクラー設備
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原石運搬車の荷台への散水
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プラント場内の散水
穿孔作業時の、ほこりの飛散を防ぐ対策をご紹介
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通常穿孔での粉塵飛散状態
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デタージェント装置稼動状態
道路をきれいに -タイヤの洗浄-
とかく、製品運搬車の運行において、落石、転石、及びタイヤ等に付着した土等は、路面を汚したり、巻き上げ粉塵を生じます。
これは環境汚染の根源でもあります。
東京石灰工業は、他社に先駆けて公害の減少に積極的に取組み、地域住民の皆様の環境保全のため、各工場の出入り口に洗車場を設け足元から綺麗な車両の運行に心がけています。