- 製 品
- 技術開発
技術開発
当社では現在までに数々の日本初、業界初の技術や特殊技術を開発してまいりました。
技術開発にかける情熱はつねに他社をリードし、開発された技術をオープンしております。そのため業界全体の技術力アップにも貢献してきました。国内の重機メ-カーとは開発のパートナーという位置にあるため、最新の技術、情報が手に入りやすいという大きなアドバンテージをもって業界をリードしております。
-
CADシステムを使用した測量及び開発計画の立案
当社では採掘計画の立案を行う際に以下の写真のようなパース模型や3DCGを作成しております。より広い視野に立ち、環境保全を意識するためにも将来の開発計画を明確化する作業は非常に重要であると捉えております。そのため、測量からCADデータの作成、計画立案、模型作成等の作業は全て自社内で行われております。
-
鉱山機械の無人化への取り組み
穿孔、積込等の作業機械の操作は熟練を要する作業です。
しかしながら現在では高齢化が進んでいるために熟練作業者の割合が減少してきています。そのため当社では岩石採取作業における穿孔、積込、運搬の自動化、簡易操作化を図る技術開発に積極的に参画して参りました。
特に穿孔機械については古河さく岩機(株)と意見交換を行ないながら無人技術の開発を共同で進めております。 -
破砕選別プラントの無人制御技術
当社では長年培ってきたプラント無人制御技術のノウハウを集大成し、近代的なプラント設備を構築しています。
これによりプラント構内はほぼ無人化され、保安要員が1~2名待機しているだけというのが現状です。また、事務所内に設置された集中制御画面から現場操作室の操作パネルの全ての操作を遠隔操作することも可能となっております。 -
移動式プラントの導入
安全と作業効率の両面で大きな役割を果たしているのが「移動式プラント」と呼ばれる破砕選別設備です。
この移動式プラントは作業を行なう切羽が移動した場合でもリモコンにより作業員1人で2台のプラント移動を行なうことができます。当社では日本で初めてこの移動式プラントを導入しました。 -
重機管理及び分析
現在、当社では100台以上の重機を保有しています。
そのため各工場では当社独自に開発した「機械管理システム」を使用し、重機1台1台の整備状況や修理状況、並びに維持管理情報の分析を行なっています。この分析結果をもとにして重機の買い換え時期等、経営上の判断を行なう場合には大きな役割を果たしています。 -
火薬管理
鉱山では必ず使用する火薬。この管理は法律上で「手書き帳簿」に行なうよう、国及び各都道府県から指導されています。
当社独自で開発した火薬管理システムはこの「手書きの帳簿」で処理している管理項目全てをパソコン上で管理するためのソフトです。このソフトを利用することにより月間及び年間に使用した爆薬量の集計も簡単に出力できるため、大幅な事務作業の効率化につながっています。